ガラスびん加工技術
ガラスびん加工技術
ガラスびんによる表現の幅が広がります。
ガラスびんの加工技術により、お客様のびん入り商品により一層の高級感や特別感を演出することが可能となります。また、TMCはガラスびんにリターナブル機能を付与することもできます。
プレラベルびんをご採用頂くことにより、お客様はラベラーへの投資やラベリングの手間を合理化することができます。
商品の「ラベル」についても、東洋ガラスにご相談ください。
プレラベルとは、お客様にラベル付きのガラスびんをご納入するために、空びん段階でラベリングを行うサービスです。プレラベル対応することによって、お客様はラベラへの投資やラベリングの手間を合理化することができます。東洋ガラスでは、シュリンクラベル、タックラベルの2種類のプレラベルに対応しています。
シュリンクラベル
シュリンクラベルはシュリンクフィルムが熱で収縮する特性を活かしたラベルです。フィルムでびんを包み、熱を加えてびんにフィットさせます。
紙ラベルやタックラベルは2次曲面までの対応であるのに対し、シュリンクラベルは3次曲面にまで対応できるため、形状の自由度が特長であるガラスびんにとって有効なラベルと言えます。また、3次曲面を活用できることによってラベルの表示面積を大きくとる事ができ、ラベルによるファッション性や必要表示事項の多さにも対応しやすくなります。さらにシュリンクラベルでびんの表面の多くを覆ってしまうことで、中味を光線による劣化から守る効果も期待できます。
タックラベル
タックラベルは裏面に接着剤が付いているラベルで、ラベラにて剥離紙を剥がしながらラベリングされます。プレラベルの場合、あらかじめラベリングされた状態でお客様の充填工程に耐える必要があるため、ラベルの基材にはフィルムが使われます。そのため、透明調のラベルデザインにも対応が可能となっています。
また、ラベル形状の自由度が高く変形ラベルにも対応できるため、一般的な紙ラベルにはないラベル表現が可能です。
ラベリングできるのは2次曲面までですが、テーパー部分への札貼が可能となります。
消費者がラベルを剥がしやすい「剥がせるタックラベル」やラベルの特殊印刷により「ちりめん」状の繊細な質感をもつ「ちぢみタックラベル」にもプレラベルでの対応が可能です。
ガラスびんの表面に直接、印刷を施すACL(Applied Ceramic Label)は最も古くからあるガラスびんの加工技術です。
ガラスびんならではの美しい印刷表現をご覧ください。
ガラスびんの表面に直接、印刷を施すACL(Applied Ceramic Label)は最も古くからあるガラスびんの加工技術です。
スクリーン印刷方式により、鮮明で高級感ある仕上がりが可能となります。
ACLに使われる無機インキはガラスより低い温度で溶けてガラスに溶着するため、耐化学性に優れており、繰り返し使われるリターナブルびんにも対応できます。
多色印刷
東洋ガラスでは、最新の多色刷り印刷機により高い精度での多色刷り印刷に対応しています。
多色印刷により美しく彩られたガラスびんは、お客様の商品の高級感を演出致します。
エンボス印刷
エンボス印刷は、表面に凸凹を設ける印刷手法です。和紙のような素材感や手に触れたときの触感など、エンボス印刷独特の表現でお客様の商品を演出します。
東洋ガラスの「TMC(Toyo Multi Coat)」は、表現性、機能性、環境適性、安全性に優れたガラスびん用の樹脂コーティングです。
ガラスびんの可能性を広げる樹脂コーティング
東洋ガラスの「TMC(Toyo Multi Coat)」は、表現性、機能性、環境適性、安全性に優れたガラスびん用の樹脂コーティングです。豊富なカラーバリエーションを特長とするワンウェイ仕様と超軽量リターナブルびんを実現するリターナブル仕様の2種類をご用意しております。東洋ガラスの「TMC」は環境ホルモンフリーとなっております。食品容器にご採用頂く際にも安心です。
カラーコーティング(ワンウェイ仕様)
ワンウェイ仕様の最大の特長は豊かなカラー表現です。一般的にガラス生地での色表現が難しいとされる暖色系等の色調への対応やクリア調、フロスト調(曇りガラス調)、乳白調などの表現によって、ガラスびんパッケージの表現性の幅を拡げることができます。
コーティングにUVカット機能を付与することも出来ますので、紫外線によって影響を受けやすい中味を保護することが出来できます。また、透明びんにコーティングすれば透明びんとしてのリサイクルが可能です。
リターナブル仕様
リターナブル仕様の樹脂コーティングは、強度劣化の原因となるガラス表面の傷が発生することを防ぎます。これにより、超軽量リターナブルびんを実現しています。また、樹脂コーティングにはリターナブルびん特有のスリ傷が付きにくいため外観的に長寿命化を図ることができます。